金曜日の夜間に欧米株が大暴落することも考えて引けにかけて資金を回収しておきました。
金曜日の日本株は場中の下げ過ぎもあり、夜間にリバウンドしていました。
週初の日本株はリバウンドが継続する見通しをおきつつ、為替が101.5円が下支えポイントになっていることから、この水準を背に買いから入る展開を想定しました。
見通しの投資行動への落とし込みは
「安い銘柄の逆張り、強いセクターの銘柄を拾うこと」
に重きを置いて行動しました。
安い理由は
・需給
・外部要因
の二つに大きく分けられますが、
需給は小型や金融(銀行や証券)は信用の損切りが見られます。
需給が大きく売りにブレた時はチャンスです。
外部要因はイギリスに事業ポートフォリオを大きく割いている銘柄は前日から売られていることに注視&売られ過ぎのリバウンド狙い。
行動は
週明けの27日はオーバーナイトした玉をどう裁くか?
新規の資金で何を買うかがポイントです。
前日オーバーナイトは東洋建設とじげん(960円近辺で買直し)です。
東洋建設は追証売りとみられる売り物で前日と同値で寄付きとなってしまいましたが、下値の板がしっかり入っているのでホールドを決め込みました。
じげんは買いもから始まり、下値にしっかりと下買い、上値にトライする買いが見られたため、多少の売り物があってもこなせると思い、ホールド。
相場によっては昨日の高値1070円近辺まで行くかもしれないという期待を持ちつつ、引っ張ってりました。
1040円以降、上値が重くなって不安になりましたが、引けまでに到達しました。
一日中、横目でチラチラ見ていた銘柄があります。
イギリスに事業の2割のポートフォリオを有する日立キャピタル。
2500円から1700円台の30%を超える調整を1日強でしてしまうのはイギリスのEU離脱の影響を一定程度勘案しても売り込まれ過ぎだと思って見ていました。
ここまで短期的に売り込まれると値ごろ感で購入してもいい気もしていましたが、アルゴリズムの売りが切れずに続いていたため、なかなかエントリーに踏み込めませんでした。
後場になって前場より売りが少なくなったことが確認できたため、エントリーの準備を開始しました。
私と同じようなリバウンド狙いの買いが投げさせられる展開が続いていたため、
・引け前のショートカバー期待
・売り圧力の減少
この2つの可能性にかけてエントリーした。
明確にINするタイミングを示唆するものがありませんでしたが、
2500円から売り込んでいるため、時間軸が短い空売りもある程度溜まっているだろうという推測
板上で上値の売り圧力が減っていること、下値を叩く売りが少なくなってきたことを確認。
株価の推移も緩やかな下落になってきたため、板と需給からロスカットラインを定めることで勝負可能と判断しました。
金曜からずっと買いたいのを我慢していた某銘柄をほぼベストの位置で買えました。引っ張りたい!! pic.twitter.com/h8fiow8siw— Bコミ (@bucomi) 2016年6月27日
1761円でエントリー。ロスカットは1750円割れを想定。
1760円を一度だけ割ったが、下ヒゲを付けて戻ってきた際、
下値にしっかりとした買いが確認できたため、期待してそのままホールドしました。
1810円台で揉み合い始めたので勝利を確信!!
50円取れているので利益を確定したい人がいると思いますが、
すぐ利益確定してしまう人は湧き出してくる下値と買われ続ける上値に勇気づけて貰うことで利益を伸ばしましょう。
それでも利確してもらう人はチャートの陽線が続いている視覚的なサポートに頼りましょう。
私は揉み合ったこのときは利益の確定より、引けまでの値動きのイメージをずっとしていて、
一旦の利益確定が終わると、揉み合いを上抜け、引けまで高いのではないかと考えていました。
この後、14時45分過ぎに揉み合いを離れて上昇するわけですが、
引けの玉を見ると不成の売りが多く、本当に高値で引けるのか?
と、半信半疑になったと思います。
オフィスで一緒に見ていた人も、
「Bコミさんバカじゃないんですか?」
という目で見られていました。
引けの玉数を見て上では引けないと思ったのでしょう。
下値は入っているものの、引成は売りが43100株、買いが約3万株で売りが優勢です。
売り方と買い方の需給が買いにぶれていると思っていたので引けが売り優勢であれど、上に行くだろうと思っていました。
売り方は
安値から70円程度戻しているのでショートカバーもあり得る
買い方は
・利益確定が進んでいる
→反発の過程で仕込んだ買い方は1810円台で揉み合った際に利益確定をしたと推測
・安値から反発したこと
→10時から揉み合っていた1800円どころを抜けたので、回転が効いている。オーバーナイトを検討する人もいるので引けにかけて買い需要が想定される。
結局、14時59分に売り買いが逆転して買いが優勢に
引けにかけての需給が締まった証拠です。
引けに近づいていくうちに買いがどんどん増えてきて一気に高値引けモードに。
そして大引け
スキャルピングにも適した動きでしたが、少し引いて引けまでのストーリーを描きつつ、トレードしてみてはいかがでしょうか?
先物が上昇したのもあるけど、凄い戻りで引けまで強かったです。— Bコミ (@bucomi) 2016年6月27日
銘柄は日立キャピタルでした。
英国不安もあるけど、この水準は戻りを取りたいと思って見ていました。
明日も頑張りましょう!! pic.twitter.com/6Z6IeJefUP
エントリーポイントと二日間の動き
黄色の矢印はエントリーポイントです。
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